今日も美容師のNさんの美容院へお邪魔してきました。
とは言っても美容院の中へはまだ入れていません。
今日も車から降りんのんじゃろうなあ〜。と思いつつも、とりあえずトライ!!
Nさんの美容院の駐車場に着き、ぷぅちゃんに
「Nさんどこにおるかな〜?、降りてみようか。」
と声掛けしてみましたが、両手を振って拒否しています。
ちょっと時間より早く着いたかなあ。
とキョロキョロしていると、Nさん、反対側の公園の方からお孫さんと虫取り網を持って歩いてくるではありませんか。(これが、ワイミー先輩のいうNマジックかっ?!Nマジックにかかるとどんな子でも髪を切らせてくれるという、、、。)
お孫さんの手には虫かご。
何か入っています。
車のドアを開けますが、ぷぅちゃんは閉めよう、閉めようとしています。
私が体をドアに挟み、ドアを閉めさせまいと奮闘しているところにNさんが近づいてきてくれました。
「こんにちは、ぷぅくん」
イヤイヤと手を振っています。
「大丈夫よ、今日は髪は切らんよ。」
と声掛けしますが、降りようとしません。
お孫さんがバッタを見せてくれました。
興味はあるけど、バッタが怖いぷぅちゃん。
虫かごを覗いてはみますが、両手を振りイヤイヤしています。
「虫とりに行ってみようや。」
「大きなバッタじゃなあ。」
「あ、カマキリもおるで。」
と色々と声掛けをしてみました。
すると、ぷぅちゃん、Nさんたちが歩いてきた方向を指さしています。
すかさず、
「虫とりに行きたいん??」
とたずねると
「んっ。」
「よし、虫とりに行こう。」
とNさんがぷぅちゃんに手を差し出すと、ぷぅちゃん、Nさんと手をつなぎ車から降りました。
トコトコトコとそのまま公園へNさんと手をつなぎ歩きだしました。
バッタがピョンピョン跳ねています。
ぷぅちゃんは網を持って捕まえようとしていますが、動作がゆっくりなので捕まえれません。
10分くらい散策して、Nさんがバッタ1匹とってくれました。
ぷぅちゃんに
「触ってみる?」
と渡してくれようとしましたが、怖くてイヤイヤしています。
興味はあるけど、怖いのです。
お孫さんが持って見せてくれました。
ぷうちゃん、ニコニコ笑っています。
公園をぐるっと1周して美容院へ戻りました。
駐車場に帰ってきて、Nさんがぷぅちゃんの頭をなでなでと2回ヨシヨシしてくれました。
ぷぅちゃん、嫌がる事なく笑っています。
Nさん、敷地内にあるプレハブのぶどう販売所の鍵を開けてくれ、クーラーがついているからと涼ませてくれました。
ぷぅちゃん、早速ぶどうを見つけました。
「売れ残りだからぷぅくんにあげるよ。」
とNさん。
ぷぅちゃん、どうするのかな?と様子を見ていると、ぶどうを持って棚に置きました。
外に出て車を指さし何か言っています。
車の中から財布を持ってこいと言っているようです。
すごいな。この間、車からお財布持ってきてぶどうを買ったことを覚えてて、同じことやれというとるんやな。
プレハブの中で、Nさんと
「車から降りれ、手もつなげれたし、頭も触ってもらってえて、1歩前進できました。」と話しました。「こうやって、少しずつ触られせてくれるようになったらいいなあ。」
とNさん。本当に有難い存在です。感謝です。
「さあ、車に乗って帰ろうか。」
と車のドアを開けると、ぷぅちゃん、Nさんも乗れとNさんを車の中へ結構な力で押しています。
「Nさんのお家はここだから車にはのらないよ。」
と言っても全く聞きません。
仕方ないので、反対のドアも開けてNさんとお孫さんにぷぅちゃんと一緒に車に入ってもらい、反対側から出てもらう事にしました。
車に一緒に入ってもらい納得したのかその後はNさんとタッチして、お孫さんの頭をなでなでし、車の中からバイバイと笑顔で手を振っています。
そして、ドアがしまったのを確認すると、助手席に置いてあるぶどうをサッと1粒とり、パクっと口に入れニヤリと笑っているぷぅちゃんでした。
今日も暑い1日でしたが、車から降りる事ができ、Nさんと手をつなぎ、頭も触らせてくれた。1步前進できた実りある1日でした。
カットチャレンジ④へ続く、、、。↓↓↓
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