今日もNさんの美容院へ行ってきました。
ぷうちゃんに
「今日は髪を切ってくれるNさんの所に行くよ。」
とNさんが髪を切ってくれる人だという事をきちんと伝えて行きました。
着くとお孫さんがNさんに髪を切ってもらっていました。
ぷうちゃん、私が伝えた『髪を切る』というワードが頭に残っているのでしょうか?
知的障害があるからねぇ~。すぐ忘れちゃうんだよねぇ~。
Nさんの美容院へ到着、車から降りるのを渋っています。
Nさんが
「ぷうくん、こっちおいで〜。」
と声をかけてくれました。
「あ、ほんじゃあお母さん先に入っとくね〜。」
「早くこっちへおいで~。」
と声を掛け、先に美容院へ入ろうとすると、慌てて車を降り、待って待ってと私の後を追ってきました。
美容院の中へ入り、散髪中のお孫さんの隣の椅子を触り1周してシュポシュポシュポと足元のボタンを踏み、椅子を上げたり下げたりと遊びだしました。
プシュ〜っと椅子が下がった時に
「ぷうちゃん、座ってYoutubeみてみる?」
と声をかけると
「んっ」
と良い返事をし、椅子へちょこんと座り、私のスマホでYoutubeを見始めました。
そうしているうちにお孫さんのカットは終了。
ぷうちゃんがYoutubeを集中して見ている間、Nさんはぷうちゃんの髪をくしでといたり、
「ぷうくん、ここは髪を切るところじゃけんよ。」
とぷうちゃんに声をかけて、ハサミの音を近くでシャカシャカと聞かせてみたりしてくれました。
ハサミの音を聞いたぷうちゃんはイヤイヤと手を振っていました。
ぷうちゃんが結構Youtubeに集中していてくれたのでNさんと色々な話をする事ができました。
娘さんの話、今まで関わってきた先生方の話、娘さんと同じ学校に通っていた時の親御さんの話。
どれも勉強になる事ばかりでした。
Nさんは
「子供たちはできる力を持ってるんよ。それをうちの子はそんな事できないからとできなくさせてしまうのは親なんよなあ。」
と言われていました。
ゆっくりでも、時間かけて、その子に寄り添って、その子が納得すればできるのです。
Nさんはぷうちゃんの髪を切ってくれる美容師さんだけではなく、障害児を育ててこられた人生の先輩です。
また1人相談できる心強い先輩と出逢える事ができました。
今日もNさんの温かい気持ちに触れる事ができました。
ありがとうございました。
私も少しずつ成長していこうと思います。
↓↓↓カットチャレンジはまだまだ続くぜ~いっ!!
初めましての方へ。
お時間ありましたら、こちらからどうぞ↓↓↓